岡田雅志masashi okada
岡田は在学時代に描いていた風景画の向きを変えてみると正位置では感じ取れない美を感じた事をきっかけとし、具象絵画から抽象絵画へ移行してゆく。
自己の内面を限りなく掘り下げていき、下書きをせずペインティングナイフを使い油絵具をキャンバスに積み上げてゆく。
制作を進めるうちにその形は消え、また作り、そして壊す、言うなれば身体性反射運動により形が連鎖して成形されてゆきます。
それは特定のイメージを持たない、行為による絵画である。
ペインティングナイフが持つ筆には出せない偶発性、そして視覚表現ではない行為による抽象絵画表現を模索していく。
Biography
- 1989年
- 大阪府に生まれる
- 2014年
- 多摩美術大学 造形表現学科 卒業
- 2019年
- 多摩美術大学 副手
Exhibition
- 2017年
- 個展「road mirrorge」東京/Cafe & Gallery Patina
- 2018年
- グループ展「selection9」(台東区/シバヤマギャラリー)
- 他
- 個展・グループ展に多数参加